79 . ドナシュラーク(ハートオブゴールドの06)
【馬名】 79 . ドナシュラーク(ハートオブゴールドの06)
【由来】Donnerschlag 「雷鳴」の意。稲妻のような衝撃的な走りが人々の心に突き刺さる様子をイメージして。母名より連想。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 ホワイトマズル
【母】 ハートオブゴールド (母父 テリオス )
【生年月日】 2006年3月15日 生まれ
【生産牧場】 那須野牧場
【募集価格】 2,200 万円(一口価格 5.5 万円)
----------------------------
![]()
【カタログのコメント】 父譲りの中サイズで胴伸びの良い正方形の馬体はシャープな印象を与えますが、その発達したトモを見るとパワーも兼ね備えていることを示しています。放牧地で見せる柔らかく弾むようなフットワーク、瞬時に他馬を抜き去る瞬発力を見ると、将来的に緑のターフを一気に駆け抜ける姿が目に浮かびます。人には素直で物覚えが早く、全く手がかからず大人しいのですが、馬に対しては負けん気が強く常に闘争心を剥き出しにするのは頼もしい限りです。この闘争心をこれからの調教で、競馬に行っての勝負根性として上手く引き出せればまさに鬼に金棒と言えるでしょう。
----------------------------
[募集馬診断レポート]
----------------------------
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1992 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 24 戦 4 勝
【母の馬場・距離適性】 芝、短距離
【母のデビュー時期】 3歳3月
【母の引退時期】 1997/7/27 (引退年齢 5 歳)
----------
【初仔の生年月日】 1999/5/7
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 10 ヶ月
【競走年齢に達した産駒数】 6 頭
【中央で勝ち上がった産駒数】 2 頭
【代表産駒】 グリーンプレジャー(父ホワイトマズル、5勝、小倉記念(GIII)4着)
【産駒のデビュー時期の傾向】 比較的遅いですが、遅い産駒の方がむしろ走っている感じです。ちなみに代表産駒のグリーンプレジャーは、3歳1月デビューです。
【産駒の馬場・距離適性】 芝・ダートとも短-中距離まで走った馬がいますが、マイル以上に出た方がよく走るような感じですね。
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は、現役時代に結構数を走っていますが、下級条件でそれほど厳しい競馬をした感じでもないので、それほど疲労した感じではありません。また引退後も十分休養してから繁殖していますので、ポテンシャルはかなり高い繁殖のはずですが、これまでの産駒成績は思ったほどではありません。考えられることは2つですね。この繁殖が初仔が良くて、以後成績が落ちていく典型的な”右肩下がりタイプ”の繁殖である場合、もうひとつは、初仔以後相手繁殖との相性が良くない、”相手種牡馬を選ぶタイプ”である場合です。
今回は、代表産駒であり、初仔のグリーンプレジャーと同じ種牡馬が相手なので、しっかりと結果を出したいところですね。本馬の成績がもしダメなら、初仔が良くて以後成績が下がっていく典型的な”右肩下がりタイプ”の繁殖ということになるような気がします。"
----------------------------
2.血統診断
【血統構成】 ノーザンダンサー 系× ネヴァーベンド 系
【同系の主な活躍馬】 テイエムオーシャン、ローエングリン、キョウエイマーチ、エイシンガイモン、エリモエクセル、スマイルトゥモロー、クラフトワークなど
【本馬のクロス】 ボールドルーラーの5×4、プリンスキロの5×5、ナスルーラの5×5
【牝系の特徴】 祖母エンペリーズゴールドからは、ゴールドストリート(5勝、セプテンバーS、西日本スポーツ杯、北九州記念(GIII)4着)、ゴールドマウンテン(10勝、阪急杯(GIII)、シルクロードS)などが出ていますが、それ以外は比較的地味な印象です。
----------
【父ホワイトマズル】
【競走成績】 英仏米伊加日で2~4歳時に16戦6勝。93年伊最優秀3歳馬。伊ダービー-GⅠ(芝2400m)、ドーヴィル大賞-GⅡ(芝2500m)、KジョージⅥ世&QES-GⅠ2着2回、凱旋門賞-GⅠ2着。
【種牡馬実績】 95年より供用。シャドウゲイト(シンガポール航空国際C-GⅠ、中山金杯-GⅢ)、イングランディーレ(天皇賞・春-GⅠ、日経賞-GⅡ、ブリーダーズGC-GⅡ、ダイヤモンドS-GⅢ、白山大賞典-GⅢ)、スマイルトゥモロー(優駿牝馬-GⅠ、フラワーC-GⅢ)、ビハインドザマスク(スワンS-GⅡ、セントウルS-GⅢ、京都牝馬S-GⅢ)、トーセンダンディ(オールカマー-GⅡ、七夕賞-GⅢ2着)、プリンシパルリバー(全日本2歳優駿-GⅡ、羽田盃、北海道2歳優駿-GⅢ2着、ジャパンDD-GⅠ3着)、アサクサキングス(菊花賞-GI、きさらぎ賞-GⅢ、東京優駿-GⅠ2着)、マイシーズン(グランシャリオC-GⅢ、名古屋優駿-GⅢ2着)、フレアリングマズル(マイルグランプリ、JBCスプリント-GⅠ3着)、マズルブラスト(大井記念、東京記念)、オンユアマーク(東京記念)、コメディアデラルテ(京都新聞杯-GⅡ2着)
【2007年種牡馬リーディング】 22 位 (2007/07/29現在)
(勝馬率 23 %)※参考 アグネスタキオン 40%)
(芝勝率 8 %)※参考 アグネスタキオン 13%)
(ダート勝率 8 %)※参考 アグネスタキオン 14%)
(2歳勝率 0 %、2歳勝馬率 0 %)
※参考 アグネスタキオン (2歳勝率 24 %、2歳勝馬率 40 %)
(3歳勝率 11 %、3歳勝馬率 30 %)
※参考 アグネスタキオン (3歳勝率 16 %、3歳勝馬率 53 %)
【種牡馬の寸評】 "産駒数も少なく、相手繁殖にも決して恵まれているわけではありませんが、それでこの産駒成績は立派です。そしてこの度、ついにクラシックを制しました。菊花賞馬アサクサキングスですね。この馬は、父の産駒らしい脚質の持ち主ですので、これから世界の舞台でも活躍が期待されます。
さて、ホワイトマズルの血統ですが、もともと父系ノーザンダンサー-リファール系も、かなりタフなスピード持続力を持っている血統ですが、母系はもっとすごくて、母父エラマナムーは芝の中長距離馬で、キングジョージの勝ち馬で、その母系にスタミナに良さのあるハイペリオンがいます。母系をたどっていくと、スピード持続型のボールドルーラーや、タフなスタミナ血統のトゥルビオン系のMy Babu,66戦43勝の芝・ダート兼用のタフな名馬ラウンドテーブルがいて、タフさにタフさをこれでもかと重ねた重厚な血統になっています。
この種牡馬から菊花賞馬、天皇賞馬が出るのは、必然だったのかもしれませんね。"
----------
【母父テリオス】
【競走成績】 英1勝、クレイヴァンS-GⅢ3着
【種牡馬成績】 メジロランバダ(日経新春杯-GⅡ、中山牝馬S-GⅢ)、ゴールドストリート(阪神障害S・秋)、ニシノブルース(カシオペアS)、ニシノリッチ(とちぎダービー)、テイエムミサイル(京都大障害・春2着)
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父テリオスは、血統が良いということで種牡馬になりましたが、成績に特筆すべきものはありません。ただ、ネヴァーベンド系ですので、高速芝の適性はあると思いますし、テリオスの母系にフィリーサイアーのダンテ系デリングドゥがいるのは良いですね。代表産駒にメジロランバダがいます。
母系は、ハイペリオン系のヴィエナ、ヴェイグリーノーブル、ボールドルーラー、プリンスローズ系プリンスキロと、タフなスタミナとスピード持続力に優れた血が多く、ベースはしっかりしている印象です。ホワイトマズルとは相性という点で、問題は特に見つからず、むしろタフなスピード持続型という一貫した血統構成は好感が持てますね。"
----------------------------
3.厩舎診断
【厩舎名】 羽月友彦
【所属名】 栗東
【2007成績】 リーディング 204 位 (9/14現在)
勝ち数 2 勝、勝率 2.5% 、連帯率 10.1%
主な管理馬 ワンダースピード
◆楽天馬の評価◆ ★☆☆☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 今年デビューのトレーナーです。
----------------------------
4.馬体診断
(測尺) 馬体重:459kg
体高:158cm
胸囲:176.5cm
管囲:20cm
----------
(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 -
【前肢のブレ】 -
【前肢の肩の出】 ○
【歩くリズム】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
----------
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ まず立ち姿が良いですね。牡馬なのに首が細くて、首さしが実によいです。頭は軽そうで、肩の筋肉はすごいですね。その角度から適距離は中距離以上でしょうか。繋ぎが柔らかそうで、角度も理想的です。トモはボリューム感があり、幅もあります。ちょっと背中のラインや腰周りは調教前ということもあって、弱々しく見えますが、飛節から大腿二頭筋にかけてバネのありそうな良いラインをしています。これは本格的な調教が始まったらコメントをよくチェックしておく必要がありますね。馬体のサイズは適正で、歩様も柔らかみがあって良い感じです。
----------------------------
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 調教師が1年生だということ以外は、なかなかバランスが良い募集馬と思います。父ホワイトマズルからは、まだまだ良い産駒が出てきそうな気配があります。本馬はまだ幼い馬体ですが、腰高の感じを見ていると、これから胴が少し伸びてきて、背中がパンとしてきたら、かなり見栄えのする馬体になりそうです。この筋肉の張りツヤを見ていると、走らないわけはないという気さえしてきますね。
----------------------------
カテゴリー: 79079.ハートオブゴールドの06
てっちー
更新お疲れ様です。ハートオブゴールドの06について、私は前足が若干弓っぽくみえるのですが、楽天馬さんはどう思われますか。
| 2007年10月29日 00:40 |